BE_GENESIS（ビージェネシス）(あざみ野駅,ヨガ)の特集記事

こんにちは！ネットラボ編集部、ライターの池田あゆ里です。

このたび、ダイエット効果の高い「加圧トレーニング」を受けてきました。「いったいどんなトレーニングをするの？」という方も多いと思うので、トレーナーのお話や実際に受けてみた感想をお伝えしていきます！

加圧トレーニングって？

今回体験させていただく横浜市青葉区「ビージェネシス」、加圧スペシャルトレーナーの山室隆洋さんにお話を伺いました。

──加圧トレーニングとはどのようなものでしょう。

「『加圧』という名前からもわかるように、腕と脚の付け根に専用のベルトで圧力をかけることで血流を制限し、その状態で運動を行う筋力トレーニングです。血圧計をイメージしていただくのが近いかもしれませんね。筋肉内の動脈を低酸素状態にすることで、低負荷な運動でも大きな効果をあげることが可能です」

──なぜ血流を制限すると良いのですか。

「ベルトを締めて血流を一時的に制限することは、身体にとっては少し危機を感じる状態です。そのような状態からベルトを外して血流を解放することによって、成長ホルモンが大量に放出されます。その量は安静時の300倍になるといわれているんです」

──300倍もですか⁉

「はい。重めのダンベルを持ち上げるような一般的なトレーニングなら、成長ホルモンは安静時の100倍ほどなんですね。それに比べて、加圧トレーニングはご自身の体重を利用した運動を行うだけで300倍になります。そのため、低負荷なのに短時間で結果が出るというところが加圧トレーニングの良さです」

まるで魔法のようなトレーニング方法。成長ホルモンが分泌することで、肌ツヤがよくなるというお話も興味深かったです。

カウンセリングと身体のゆがみをチェック

まず、山室トレーナーからカウンセリングを受けます。私が気になっている内容を率直に相談させていただきました。

──最近、朝に布団から起き上がると腰が固まっていて、うまく起き上がれなくて...。大学生の頃から社交ダンスをしているのですが、腰が反る動きが多いので、腰に疲れが溜まっている気がします。

「なるほど。社交ダンスの動きが生活に支障をきたしているのかもしれませんね。それならば、筋力トレーニングをいきなり行うのではなく、まずは柔軟やほぐしのような身体のコンディショニングを行うプログラムが必要になってくると思います」

すると、山室トレーナーはホワイトボードの前に立ち、トレーニングの基本を説明してくださいました。

「トレーニングは『整える、鍛える、燃やす』の順番で行っていきます。シェイプアップやダイエットを目的にしていると、脂肪を燃やすことに意識が向きがちですが、身体のバランスが整っていないと良い効果が生まれません。

腰痛の方は、腹筋か背筋のどちらかが弱い可能性があるため、体幹を鍛えることが重要になってきます。池田さんのお話を伺った中では、社交ダンスでオーバーワークになっていることが原因かもしれません」

説明を受けた後、身体のゆがみをチェックしていただきました。

「壁にお尻、背中、首の付け根をぴったり合わせて立ちましょう。肩をぐっと持ち上げてストンとおろしながら深呼吸を繰り返してください」と山室トレーナー。

正面と横から見た立ち姿勢をiPadで撮影。写真を見ながら説明を受けます。

「すっきり立ってはいるのですが、横の写真を見ると少し身体が前傾していますね。そのため腰の辺りでバランスをとろうとして、いわゆる反り腰といわれる状態になっています。正面の写真を見ると、左膝が少しX脚気味なので、まずは股関節の辺りをほぐしていきましょう」

実は左膝は痛めやすかったんです。事前に話していなかったのに指摘されて驚きました。

股関節をほぐすために使用した器具は「骨盤職人」。アマゾンでも購入できるそうです。こちらの器具の上にお尻のほっぺをあててほぐしていきます。

これがなかなか痛い…！ しかし、慣らしていくうちに痛みがやわらぎ心地よくなっていきました。

いざ、加圧トレーニング体験！

いよいよ加圧トレーニングの体験です。太ももの付け根に専用ベルトを巻いて加圧していきます。足の甲がほんのり赤らみ、脚全体がドクドクと脈を打っているのを感じます。

少し弱めに加圧していただいたのに、脚が重く一歩踏み出すがやっとでした…。同行していたカメラマンには「そんなに？ 」と疑われるほど（笑）

ここから私に最適な2種類のトレーニングをご指導いただきました。

「まず、左脚のゆがみを整えるためのエクササイズをしていきましょう。このマットの上で、左脚が上になるように横向きで寝ます。左脚を90度に曲げた状態で、骨盤が開かないように意識しながら膝を横に動かしていきます。このトレーニングはヒップアップにも効果的ですよ」 

脚を開いて閉じてを繰り返すという簡単な動きですが、太ももが加圧されているため苦戦しました…。「左の股関節の位置がブレないように意識しましょう」と山室トレーナーにアドバイスを受けると、少しずつ動かせるようになりました。

次に、立ち姿勢でのバランスを整えるトレーニングです。

「台の上に載って踵を上げ下げしていきます。お尻をぐっと締めて、まっすぐ背伸びするような感じです。このトレーニングはふくらはぎのむくみにも効きますよ」

踵の上げ下げをするのですが、すぐに体幹がブレてしまいます。すかさず山室トレーナーから「骨盤が前傾しやすいので気をつけて！」とアドバイスが。トレーニングを重ねる中で「私は腰が引けやすいんだな」と気づくことができました。

「キレイ」と「カッコいい」を手に入れよう

加圧トレーニングが終了し、山室トレーナーに詳しくお話を伺いました。

──ベルトを外したあとは身体が軽くなりました。腰痛の原因は身体のゆがみが原因だったと気づけて良かったです。

「そうですね。痛みがある理由はご自身ではなかなか気づきにくいものですよね。だからこそ、トレーナーのサポートが必要です。正しい動きで行った方が効率的に痩せられますし、当店のテーマである『キレイとカッコいいを手に入れる』ことにつながりますよ」

──どれくらいの頻度で通うべきでしょうか。

「ほとんどの方は週に1回の1時間です。トレーニングしていない時間の方が長いわけですから、日常生活での取り組みも重要になります。なので、ご自身の生活習慣を整えていただくようにお話していますね」

──実際にどんなお話をされるのですか。

「運動・栄養・休養の3つが揃うことで健康的な身体を作れますよ、とお伝えしています。そして目標設定も大切です。ダイエット、筋肉増量、運動不足解消など、外見の変化を目標とされる方が多いですが、『そのあとにどんなふうに過ごしたいか』ということを雑談の中で伺うようにしています。

常連のお客様の中には『トレーニングを始めてから営業成績が上がった！』とおっしゃる方がいました。その他にも育児中のお母さんは『いつも子どもに対して怒ってばかりだったのに、トレーニングするようになったらイライラしなくなった』というお声をいただきました。トレーニングを続けることは、実は人生を豊かにすることにもつながるな、と私自身も感じています」

──最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

「何歳になってもいつまでもキレイで可愛く、カッコよく生きていきたいですよね。トレーニングしながら、自分自身と向き合い挑戦していく。続けていく中でご自身の生き方に自信をもつことができ、あらゆることを積極的に行動するキッカケになるのではないでしょうか。ぜひお気軽に体験にお越しいただき、人生を豊かにするための一歩を踏み出していただけたらと思います」

実際に体験してみて

加圧トレーニングを行った時間は30分ほどでしたが、額からほんのり汗がにじみ、正しい身体の使い方を意識できたように感じました。週1回でも加圧トレーニングを続ければ、効率的に痩せられれそうだな、と思いました。

加圧トレーニングを受けている方は5歳から80歳まで幅広い年齢層のお客様がいらっしゃり、なかにはプロのバイオリニストやお医者さんなど、体力や筋力が必要なお仕事をされている方も通われているそうです。

年齢や目的、その日のコンディションに合わせてトレーニングプログラムを組んでもらえるのはありがたいなと感じました。

ご指導くださった山室トレーナー、ありがとうございました！