あおばウィメンズホスピタル(青葉台駅,小児科)の特集記事

こんにちは！ネットラボ編集部、ライターの池田あゆ里です。

このたび、医療用の美容メニュー「肌質改善レーザー治療」を受けてきました。「肌質改善レーザーって？」という方も多いと思うので、先生のお話や実際に受けてみた感想をお伝えしていきます！

肌質改善レーザーって？

今回体験させていただく、横浜市青葉区の「あおばウィメンズホスピタル」阿部孝彦院長にお話を伺いました。

──肌質改善レーザー治療とはどのようなものでしょう。

皮膚の表皮や真皮に熱を加えることにより、体内におけるコラーゲンの生成を促進させることができるのが肌質改善レーザーです。治療を続けていくことで、毛穴の中の汚れや小じわ、くすみなどの肌トラブルを改善し、お肌の若返り効果を期待できます。

──こちらの医院ではどのようなレーザー治療を使われていますか？

当院では「ジェネシス」と「ライムライト」という2種類の医療用レーザー機器を使用しています。1つ目のジェネシスは、お顔から2センチほど浮かせながらレーザーを照射し、皮膚の内部にあるコラーゲンの生成を促進していきます。とくにお顔に赤みのある方や、アトピー性皮膚炎の方におすすめですね。

2つ目のライムライトは、日本人のお肌に合わせて開発されたレーザー治療器で、ジェネシスよりも上層の表皮に働きかけ、シミやそばかすを薄くする効果があるんです。

──2020年1月よりレーザー治療を開始し、出産された患者さんの産後ケアとして治療を行っているそうです。出産した病院でお肌のケアを受けられるのは安心だなと思いました。

実際に体験！レーザー治療「ジェネシス」

本日体験したのはジェネシスとライムライトの両方。同日に2種類のレーザー治療を行っても問題はなく、むしろ両方併用した方が効果も高いとのこと。

まずはお化粧室でメイクを落とすように促され、施術室に入りました。現在は仮スペースで施術をしていますが、今後は洗面台を設置した「レーザー治療専用の施術室」を作る予定だそうです。エステルームのような雰囲気になるのかもしれませんね。

ベッドに仰向けで寝て、目には専用ゴーグルを装着します。美容部担当の看護師である金成奈緒美さんにお話を伺いながら施術を受けていきます。

「まずはジェネシスから施術いたしますね。お顔に6000発のレーザーを打っていきます」と金成看護師。

「6000発も？…もしかして、痛いですか？」

「熱めのお湯をお顔にかけているような感覚に近いかもしれません。温度調節もできますので、我慢が出来ない場合は遠慮なく仰ってくださいね」

それを聞いて少し安心。さっそく片面ずつ顔にレーザーを当てていただきました。

「ピピピッ」という音とともに、レーザーが皮膚の表面に当たるのを感じます。細かいシャワーが当たっているような感覚でした。

目を隠されているので周りは見えませんが、なにやら焦げた匂いがしてきました。

「焦げたような匂いがするのは、レーザーで産毛と毛穴の汚れが焼かれているからなんです。初回の場合は汚れが詰まっているため匂いが強いんですよ」

両面が終了したあと手鏡で顔を見てみると、まるでサウナに入ったあとのようにほんのり顔が赤らんでいました。また、レーザーで産毛を焼いたので、肌の表面もツルツルしています。肌質改善だけでなく、産毛処理もできるのは嬉しいなと感じました。

レーザー治療「ライムライト」も体験 

続いて、ライムライトを体験していきます。顔に専用のジェルを付け、レーザーをあてていきます。

「ライムライトの場合は、シミのあるところにレーザーがあたると、少しだけ痛みを伴うかもしれません」と金成看護師。

私はこめかみに薄いシミがあるのですが、たしかにシミのところはチクッとした痛みを感じました。

金成看護師も肌質を改善させるために、定期的にレーザー治療を受けているといいます。

「最近では毛穴が引き締まり、家族に『肌がきれいになったね』と褒められるようになりました」

そう語る金成看護師のお肌はたしかに輝いていました。

すべてのレーザー治療が終了し化粧室へ。顔を洗ってジェルを落とし、お化粧をしようとファンデーションを塗ると、スルスルッと頬の上で伸びていくではありませんか！　

施術前は肌の乾燥が気になっていたのですが、水分をたっぷり含んでいるようで、いつもと手ざわりが違いました。

レーザー治療を希望される方へ

その後、阿部院長に詳しくお話を伺いました。

──施術を受けた後はどんなケアをしたら良いでしょうか？ 　

両施術ともにいえることですが、まずは化粧水をたっぷりと塗り、保湿してください。また、施術前後の日焼けは禁物です。日焼け止めやマスクでなるべく直射日光に当たらないようにしましょう。ジェネシスの治療は1週間、ライムライトは4週間ほど間隔を空けてください。

──産後の患者さんのためにレーザー治療を始めたそうですね。

もともと当院で出産された患者さんから「肌の状態が気になる」というお話を伺って、その悩みを少しでも解消できればとの思いからレーザー治療を始めたんです。

──なぜ、産後に肌荒れが起こるのでしょう。　

妊娠中や産後はホルモンバランスの急激な変化がおき、お肌のトラブルが起こりやすいんです。子育てが始まり、ご自身のお肌に時間をかけられなくなることもひとつの要因かもしれません。レーザー治療は短い時間で手軽に受けられ、すぐにメイクをすることもお風呂に入っていただくことも可能です。忙しいママさんに喜んでいただいています。

──今後の方針をお聞かせください。 

なるべくリラックスして治療を受けていただけるよう施術ルームのリフォームを進めています。今後は産後の女性に関わらず、お肌のトラブルで悩まれている方々にも受けていただけるよう、外来の診療に取り組んでいく予定です。

──読者の皆さんにメッセージをお願いします。

産婦人科のクリニックは、若い方の施設というイメージをお持ちかもしれませんが、決してそんなことはありません。それぞれの年齢に応じた女性特有のお悩みに寄り添いながら、今後も女性の一生の医療パートナーとしてお付き合いをさせていただければと思います。

実際に体験してみて

施術を受けて数日後、なんと気になっていた頬のシミ辺りの表皮がはがれてきたんです！

「施術を受けたあとは、ターンオーバーのため一度シミの色が濃くなる」と聞いていましたが、私の場合は思うほど黒くならなかったです。薄いホクロならポロッと取れてしまうこともあるそうです。

一回の施術で、こんなに効果を実感することができるとは驚きました。年齢を重ねていくうえで、健康な肌を保つことは大切ですね。外来診療で肌質改善レーザーを利用できる日が待ち遠しいです。