久地駅から徒歩約18分のところに、国の有形文化財に登録されている「久地円筒分水」があります
久地円筒分水は、送水されてくる水量が変わっても、いつでも同じ割合で分水ができるという特性を持った歴史的な装置です。平賀栄治により1941年に設計・完成され、水争いの解決に一役買ったとされています。多摩川から取水された二ヶ領用水を平瀬川の下をトンネル水路で導き、中央の円筒形の噴出口からサイフォンの原理で流水を吹き上げさせるという独創的で画期的な装置で、楽しみながら学べる地域の名所として訪れてみてはいかがでしょうか。アクセスはJR南武線の津田山駅や東急田園都市線の溝の口駅、JR南武線の武蔵溝ノ口駅が便利です。