有川 美樹子 院長(みきレディースクリニック)のインタビュー

みきレディースクリニック 有川 美樹子 院長

みきレディースクリニック 有川 美樹子 院長 MIKIKO ARIKAWA

福島県出身。福島県立医科大学医学部卒業。埼玉県済生会川口総合病院で産婦人科専門医を取得後、国立成育医療研究センター不妊診療科・加藤レディスクリニックで生殖医療を学ぶ。成城木下病院にて地域の周産期・婦人科診療・不妊治療(妊活サポート)に携わり、2024年7月にみきレディースクリニックを開業。

小児科医だった母にあこがれて

母親が現役の小児科医開業医をしています。私が、4歳の時に自宅となりに診療所をかまえ、毎日白衣姿ではつらつと楽しそうに患者さんやご家族に接する母の姿をみて、幼稚園のころから自分もおおきくなったら同じようになりたいと思うようになりました。また8歳の時には、脳外科医だった父がくも膜下出血で亡くなり、成長とともに父がやってきたこと、やりたかったであろうことを、自分も同じ仕事をしてみつけていきたいと思うようになりました。運に恵まれ、福島県立医科大学にご縁をいただき、6年間医学を学ぶことができ、もともと産婦人科に興味があったので、産婦人科の道にすすみ、その時々のご縁をいただきながら17年間勤務医として診療にあたり、経験をつませていただきました。医療者側が診る病気を選ばず、方針をおしつけずに、なんでも気軽に相談できる診療所をつくりたいという思いが強くなり、開業を決意するに至りました。

産婦人科であればなんでも幅広く

産婦人科の領域を幅広く診ているのが一番の特徴だと思います。今は専門分野に特化しているクリニックさんも増えてきていますが、医療者側が病気をえらぶのではなく、患者さんのニーズに合わせて柔軟な対応を心がけ、実践していきたいと考えています。月経痛など婦人科の患者さん、妊婦さん、妊活中の方がそれぞれ同じ数ずつくらい来院していただいているイメージです。

生殖医療の専門医として妊活もサポート

なにか自信をもって「専門です。」といわれる分野が欲しかったということと、生殖に興味があったので、成育医療センター・加藤レディスクリニック勉強をして生殖医療専門医を取得しました。「不妊」ということばはネガティブなイメージでもともとあまり好きではないので、妊活サポートということばを掲げたところ、たくさんの妊娠希望の方にご来院いただいております。一人ひとり、薬剤に対する感受性や治療計画が異なりますので、最適な治療法をかんがえながら、今までの経験を活かしていきたいと考えています。

患者によりそった治療法を提案

患者さんによって、年齢、出産経験、お子さんの希望の有無、生活環境、価値観がひとそれぞれ違うので、お話ししながら適切な診断をしたうえで、治療のご提案をさせていただいております。医学の進歩により、ピルやほかのホルモン剤をとってみても、私が医師になったときよりたくさん種類も増えましたし、新しいお薬もどんどん出てきています。常に学会などで知識をアップデートして、患者さんに還元していきたいと考えています。

WEB予約やアプリでの会計など利便性にもこだわり

当院で導入したm3さんの予約システム・電子カルテはすべて連動しており、シームレスな診療が可能です。事前にweb問診を記載していただいていれば、来院後に問診票を記載する必要がないし、デジスマ(アプリ)にクレジットカードを登録していただければ、お財布を出さずに決済することが可能です。時代にあわせて、医療機関も患者さんの利便性にお応えしていけるよう、自分がすべきことを考えながらスタッフとともに診療にあたっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

※上記記事は2024年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

みきレディースクリニック 有川 美樹子 院長

みきレディースクリニック有川 美樹子 院長 MIKIKO ARIKAWA

みきレディースクリニック 有川 美樹子 院長 MIKIKO ARIKAWA

  • 出身地: 福島県いわき市
  • 趣味・特技: ゴルフ
  • 好きな言葉: プロ意識高く
  • 好きな音楽: apple musicでいろいろ
  • 好きな場所: ゴルフ場

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