土屋 太祐 代表 ＆ 早代 先生（ツチヤダンスガーデン)のインタビュー

この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。

両親が趣味で社交ダンスをしていた関係で、幼少の頃から一緒に連れられて行くことが多かったんです。社交ダンスをするのは大抵が夜なので、両親が踊っている片隅に寝かされていたとのことでした（笑）。本格的に社交ダンスを始めたのは中学1年の時で、当時から身長が高かったこともあり、しばしば母親のパートナーをしたりもしていました。
そんな環境で育った影響からか、高校時には自然と「将来は競技ダンスのプロになりたい」と思い始めていました。

指導者としての道のりは、当初地元の群馬の社交ダンス教室に通っていた時に、当時の先生をサポートしていたのが始まりです。
その後、本格的に指導を始めたのは、18歳で東京に上京後、二子玉川の社交ダンスの教室に入社してからです。
以前からダンスの本場を見てみたいという夢がありましたので、思いきってイギリスのロンドンへダンス留学することにしました。
ロンドンは、想像以上に住みやすく、ダンスの練習にも熱をが入り、集中することが出来ました。今でも日本の次に好きな国は間違いなくイギリスですね。
入社10年目ごろから帰国後、独立を考え、開校場所を模索してたところ、この教室（現在の場所）を初めて見た時には、駅前にくわえ、窓も広く開放的な空間でしたので、とても気に入りこの場所を選ぶことにしました。

社交ダンスの魅力をお聞かせください。

音楽に合わせて全身の筋肉を動かしますので、運動不足の解消、メタボ対策、腰痛防止、アンチエイジング等にはとても最適で、特に女性の場合は美しい姿勢や体のライン、きれいな歩き方なども身に付く事は魅力的だと思います。きっと社交ダンスを初めてされる方は、見た目以上に良い汗をかきますので、かなりのトレーニングになると思いますよ。

男女2人のペアで踊りますので、1人では出来ない表現が可能となり、「男性は男性らしく女性は女性らしく」、また男女間でのかけひきも魅力ですね。その他にも社交ダンスではスピード感が得られる事も魅力の一つではないでしょうか。
男性は女性、女性は男性の目線を感じるからか、皆さん性格も明るくなり、お洒落になって肌のつやも良くなってくるのが、見ていて分かるんですよ。
また、社交ダンスはペアで話しながら踊るのも魅力だと思います。ペアのうち、一人がある程度踊れる方なら、相手の方は経験年数が少なくても気軽に踊れるのも魅力ですよね。

レッスン内容について簡単に教えてください。

初心者の方から競技選手の方まで幅広く楽しんで頂ける様、様々なクラスをご用意し、担当する教師がマンツーマンで丁寧に指導いたします。幅広い層の方達に社交ダンスの良さを知って頂ける様、指定時間のあるグループレッスンの場合、全てのクラスが一回約￥1，000で受講可能です。
また、スタンダードとラテンのレッスンプランをすべて取り揃えていますので、生徒さん達のニーズに合わせた組み合わせのレッスンが可能となります。
スタンダードなら6種（ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップ、ブルース、ウィンナーワルツ）、
ラテンなら7種（ルンバ、チャチャチャ、サンバ、パソドブレ、ジャイブ、ジルバ、マンボ）となりますので、それぞれのカリキュラムにそって講師がレッスン致します。
音楽も重要な要素の一つです。まずは皆様の音楽の趣味をお聞きします。そしてご自身で選べないという方には、イメージに合う曲をご相談しながらお勧めしたりもしています。

通われている生徒さんの層をお聞かせください。

昼間は主婦の方々とか、夜は仕事帰りの方々など様々ですが、団塊世代の方々が昼間の時間に来られるパターンも多く見受けられますね。夜は22：00までやっていることもあり、大学のサークルで社交ダンスをやっている方なんかも来て頂いています。最近は20代の若い方も増えてきていますね。
「ダンスパーティーで綺麗に踊りたい」という方や、「競技会に出たい」という方、「ダンスを通してダイエットしたい」などなど、皆さん色々な目的で当スクールに来ていただいていますので、その方々の目的にあった指導と個性を重視していければと思っています。
様々な目的はあるとは思いますが、まずは長く続けて頂ければと思っています。

最後に社交ダンスを検討されている方へメッセージをお願いします。

日頃、現代社会で大変なストレスを抱えている方々、違う世界を見ることでリフレッシュできる事も多いと思いますので、ぜひ一度お立ち寄り頂ければと思います。最後になりましたが、当ダンススクールの私達夫婦（オーナー）は30代で、この世界では若い方だと思います。なのでご年輩の方達も何でも気軽に聞いていただけますし、若い方達でも話しやすいと思います。
ダンスを始めたくて迷っている方がいれば、決して敷居は高くはありませんので是非当スクールに社交ダンスを習いに来ていただければと思います。

※上記記事は2010.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。