谷守 正成 院長（溝の口たにもり歯科)のインタビュー

患者さんに喜んでもらえるのが日々のやりがい

もともとは他学部に進もうと思っていたんです。でも、卒業後の将来を考えたときに自分に合っているのかと、受験直前に歯学部に。いずれ独立したいと考えていたのもありましたし、人の役に立てる仕事に就きたいなと。当時は、理系で別の学部……と、とっさに考えた進路ではありましたが、実際に進んでみると自分に合っているなと思うところも多くありました。細かい作業が好きだった、というのもありましたが、患者さんに喜んでもらえるのがすごくうれしくて。日々のやりがいにつながっています。

しっかりとした説明で治療は納得いただいてから

やはりしっかりと説明することが大事だと考えています。なにも言われずに削られてしまった、などと聞くことも多いので、まずは検査をきちんと行い、そのうえで治療方針を説明。ご納得いただいてから実際の治療へと入っていく、ということを徹底しています。また、むし歯や歯周病も細菌感染なので、口の中の細菌を減らすということで、衛生士からの歯ブラシ指導も必ず行うようにしています。歯ブラシ指導は、歯科医になった当初から必要なことだと考えていましたし、おろそかにしてはいけない部分。指導の大切さは、衛生士にも伝え実践してもらっています。

顎の動きに特化した矯正治療

開院にあたり、顎関節の動きをしっかり診断できる機器を導入しました。それを活用し、顎の動きにあわせた、咬み合わせを作るという矯正をメインに行っているのも特徴の一つです。この機器を使っての矯正で有名な先生がいらっしゃるんですが、以前お世話になっていたこともあり、その流れで海外の勉強会などにも参加していました。そのご縁で今回機器を導入し、矯正を使った咬み合わ治療をすることに。この矯正方法だと抜歯する必要がないことがほとんどなんですね。抜歯するとあとから顎関節に負担がかかることもあり、これまでそういったことで悩んでいる患者さんを多く見てきました。今まさに顎関節症に悩んでいるという方も、しっかり検査をして噛みあわせのバランスをコントロールすることで、その悩みを解消できる可能性もあると考えています。

小児歯科も安心してお任せを！

いくつかの医療法人で経験を積み、2024年７月に「溝の口たにもり歯科」を開院しました。隣に小児科クリニックがあるのもあって、お子さんや家族連れでいらっしゃる患者さんが多いですね。もともと勤務していた医療法人で小児歯科も診ていましたし、小児歯科専門の先生のもとで勉強した時期もありますので、お子さんの治療も安心してお任せいただけたらと思います。院内は完全個室と半個室で分かれていますが、どちらもお子さんと一緒に治療スペースに入っていただけます。ベビーカーも一緒に入れるよう、バリアフリーになっているのもポイントです。

生涯通える歯科医院を目指して

当院のコンセプトは、「子どもから大人まで、生涯通っていただけるクリニックに」。今はお子さんが少し多いですが、その子たちが大人になってからはもちろん、お子さんたちの親御さん世代の方が年配になっても、ずっとフォローできるようなクリニックでありたいなと思っています。小児から一般歯科、インプラントや矯正など、幅広くオールマイティーに対応していますので、お困りのことがありましたらお気軽にご相談にいらしてください。将来にわたって、歯のかかりつけ医として皆さんが快適に過ごせるお手伝いをさせていただけたらと思っています。

※上記記事は2024年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。