かたおか小児科クリニック 片岡 正 院長 TADASHI KATAOKA
大学卒業後、研修を経て、日本赤十字医療センターの小児科に勤務。豊富な知識と経験をもって、「梶が谷駅」そばに開業。
大学卒業後、研修を経て、日本赤十字医療センターの小児科に勤務。豊富な知識と経験をもって、「梶が谷駅」そばに開業。
もともと理科系でした。その中でも、人とコミュニケーションをとることの多い医師という仕事は、文科系の要素もあるのかなぁと思ったんです。芝居などをやっていた影響からですね。それに、医学部は普通の学部と違って6年あるから、長いこと学生でいられると思って選びました(笑)。結果的には、医師という仕事は自分には向いていたと感じています。勤務医時代は、循環器をはじめとして様々な科目を診てきました。その中で小児科を選んだのは、どの科よりも、かわいい患者さん達と接することができるからですね。
大学を卒業後、東京大学医学部付属病院小児科で研修医、日本赤十字社医療センター小児科で勤務医をしていました。私が溝ノ口に住んでいたので、家の側で開業したいと思い、趣味のマラソンをしながら、開業する場所を探していました。梶ヶ谷は公園で子供がたくさん遊んでいたので、この場所で開業することになりました。当時は周りに小児科も少なく、子供が多かったため、予約制にしないと診療できないほどでした。
「うそをいわない」・「わからないことはわからないと言う」ということを心がけています。原因がわからないまま、とりあえず薬をだしておく‥ということはしたくありません。その方針を理解していただくために、診療の際に書いたカルテのコピーを、患者の方にお渡ししています。
患者の方がどちらの病院へ行かれても、それを見せていただければ、どんな治療をしたかがすぐわかってもらえまし、どこの医療機関に出されてもいいように、自分に厳しくしています。
マラソンを長くやっています。昔は、何か悪いことをすると「校庭10週!」のように、罰のイメージがあったので、「なんでわざわざ走るの?」という目で見られた時代でした(笑)。でも、一度マラソンにはまるとやめられないんですよ。ホノルルマラソンや第1回東京マラソンにも出場しています。最近では東京マラソンは人気が高く、抽選に当たらないので出場できないのですが・・・。川崎小児科医会でリバーサイト駅伝にも出場しています。以前は月間300キロ走っていましたが、最近はだいぶ減ってしまいましたね(笑)。
それと川崎フロンターレのサポーターをやっています。サポートカンパニーでもあるんです。地元のチームですし、患者の子供たちがジュニアとして選手と一緒に手をつないで入場したりすることも少なくありません。
フロンターレの試合は、ほぼ毎回観に行っていますね。以前、競技場まで走って観に行くと勝つというジンクスがあったので、必ず走って観に行きました。ところが昨年はそのジンクスが破られてしまって。なので、今年は走って競技場に行くのをやめました(笑)。
ほとんどの子供達は、自分で治せる強い治癒力を持っています。その上で必要な治療をするようにしています。熱があるから、とりあえず抗生剤を出す、などということはいたしません。十分に検査・診療をし、本当に必要な治療を行い、できる限り余計なことをしすぎないようにしています。
※上記記事は2009.5に取材したものです。
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