松本 栄美子 プログラム開発責任者（ピラティスミラー 溝の口)のインタビュー

ピラティス歴20年以上、変遷するピラティスを知り尽くす

私が最初にピラティスを知ったのは、仕事がきっかけでした。仕事のための勉強を兼ねて外部のピラティススクールに通っていたのですが、気が付けば自分の趣味になっていました。コナミスポーツに就職しようと思うほど運動は好きで色々と体験してきましたが、自分自身驚くほどに体形がすっきりしたのがピラティスだったのです。その気持ちよさと体形の変化にはまり、プライベートで20年間ピラティスを続けてきました。数年前に社内でピラティス事業がスタートすることになり、ピラティスマニアとして社内で知られていた私は(笑)、プログラム開発責任者として『ピラティスミラー』に携わるため異動することになりました。まさか自分が仕事でピラティスに深く関わることができるとは思っていなかったのでびっくりしましたが、本当に嬉しかったです。

リフォーマーを使い、誰もが効果を感じやすいピラティスを

私がピラティスをはじめた20年ほど前は、マットを使い行うヨガと同じようなものという認識で、はっきりとピラティスを認識していた方は少なかったように思います。リフォーマー（マシン）を使ったピラティスが正式なスタイルとしてもともとあったのですが、難しそうという概念から、トレーナーとマンツーマンで行うようなプライベートレッスンスタイルがほとんどでした。だからこそピラティスへのハードルが高くなってしまい、なかなか広まらなかったのだと思っています。しかし、近年、世界中でリフォーマーの普及が進み、身近に感じやすくなったことから、まさに私たちが提案するようなグループで受講することもできるスタイルが生まれました。マットのみで実施するのではなく、リフォーマーを使ったピラティスは体のどこに効いているのかもわかりやすく、初心者の方でも正しくエクササイズをすることができるため、効果を感じていただきやすいです。

1レッスン30分で道具も不要だから、楽しく気軽に続けやすい

ピラティスミラーの特長の1つ目が、1レッスンを30分に設定している点です。忙しい毎日でも、週に1回か2回のレッスン時間を30分であれば捻出いただきやすいと思いますし、短い時間でも達成感を感じていただけるレッスン内容になっていますのでモチベーションを継続いただけると思います。また、着替えや靴などの道具も不要ですので、空きがあれば当日にネットで予約いただき隙間時間にレッスンを受けていただくことができます。少しお時間に余裕をもってお越しいただければ、レッスンスタートの20分前からはリフォーマーを使ったセルフレッスンも可能で、インストラクターが常駐しているので不明点や体の気になる点などご相談いただければと思います。セルフレッスンの時間は、私達もお客様とコミュニケーションができる貴重な時間だと思っており、気軽にお声がけいただけると嬉しいです。

「もっと鏡をみたくなる！」をコンセプトに前向きになれるお手伝いを

ピラティスミラーの特長の2つ目が、天井に設置された鏡です。多くは壁面に鏡が張られているのですが、私たちのスタジオは天井に設置しています。意外と日常の中で、自分の姿を鏡で見る機会って少ないと思うんです。それも寝転がっている姿って見る機会ないですよね。だからこそ、レッスンの30分間はできるだけ天井の鏡を見て、自分と向き合っていただく時間にしていただければと思っています。鏡を見ながらピラティスを行うことで正しい動きや姿勢の確認ができるため、効果を感じていただきやすいです。そして、自分と向き合い見つめなおすことで、頑張ろうという気持ちが芽生えたり、もっとこうなりたいという前向きな気持ちが生まれてくることでしょう。さらに、自分のボディラインや姿勢が変わってくると、鏡を見るのが楽しくなってくると思います。「もっと鏡をみたくなる！」というキャッチフレーズにはこうした想いが込められています。

時間がない！運動が苦手！という人にこそ、トライしてほしい

道具不要、1レッスン30分というスタイルは、ピラティスを継続して続けていただきたいという私たちの想いからです。1回に長く実施するよりも短い時間でもリフォーマーを使うことで効果が出やすいですし、月に1回だけのレッスンよりは週に1、2回短時間でも継続いただく方がご自分の変化を感じていただきやすいと思います。リフォーマーを使うからこそ運動が苦手な方でもピラティスが初めての方でも、効果を実感できるレッスンを受けていただくことが可能です。時間がないけど体を動かしたい、ボディラインを整えたいけど運動が苦手という方こそ、まずは体験レッスンでピラティスの気持ちよさを感じていただければと思います。現在続々とスタジオも増えていますので、行きやすい場所でぜひトライしてみてください。お待ちしています。

※上記記事は2023年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。