松田 武記 店長（美容室アレン（aRen）)のインタビュー

この道に至るきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。

最終的なきっかけは美容師になっていた姉の影響ですね。僕は子供の頃から何かを作ったりすることが好きで、車やバイクとか、そういう関係の仕事に進むのかなと思っていました。それが姉を通して一番身近な仕事に向かったというところでしょうか。何かを作るということでは通じるものがありますし、姉の存在がそれを後押ししたというところかもしれませんね。やるからには東京で上を目指したいということから上京し、自分の目で見て多くのことを学べそうなサロンへと就職をして、働きながら資格を取得しました。『aRen』は、2006年6月にオープンしたお店です。ここは、以前のお店で上司だった現オーナーが開いたお店で、僕自身もその立ち上げの段階から携わっています。8年やってて、スタッフは誰も変わってないんですよね。お互いの良いところもちょっと悪いところも知り尽くした3人で（笑）、ずっと変わらずお客様をお迎えしています。

『aRen』のコンセプトをご説明ください。

お家とまではいかないですけども、ちょっとオシャレなカフェをイメージし、お客様に居心地の良い時間を過ごしていただけるようと思っています。また、それと同時に、1人ひとりのお客様とより近い距離で、ということがコンセプトになっています。当店は開始当初からマンツーマンのスタイルを採っており、最初から最後まで責任を持って対応をさせていただいています。お客様にとっては安心感につながると思いますし、私たち施術する側にとってもこのスタイルはメリットがあります。アシスタントさんがいると、多少なりともそちらにも気を配る必要がありますよね。1人のお客様に1人で向き合うことで、施術に集中出来るというメリットは大きいかと思っています。

ヘッドスパは数種類あるようですが？

ヘッドスパはお客様それぞれの悩みやニーズに合わせてお選びいただけます。男性であれば、抜け毛や薄毛といったもの。女性は白髪や髪のツヤ。その人その人によって悩みは異なります。癒しメニューであるところの良さを抑えつつ、頭皮と髪、その両方のニーズに細かく対応出来るというのが、『aRen』のヘッドスパメニューです。

ヘアケアマイスターとは？また、施術において、心掛けていることを教えてください。

国家資格とは違いますが、薬剤や毛髪理論に関する知識を段階的に評価したもので、ヘアケアマイスターはその全ての段階を合格したスタイリストに与えられる称号です。毛髪って、科学的にいまだにわかってないことが多々あるんです。例えば毛根細胞のメカニズムというのも近年になって明らかになってきたもので、その理論を当店ではヘッドスパ等に活かしています。薬剤や施術はどんどん新しいものが出てきますが、メーカーから「これ、良いですよ」と渡され、表面上の理解だけでお客様に提案するのは無責任ですよね。科学的な根拠に基づいた正確な情報をわかりやすい形でお客様にご紹介出来ればと思っています。
ヘアケアマイスターとして、専門的なアドバイスを心掛けていることはもちろんですが、やはり、お客様に喜んで帰っていただくことが一番大事なことだと思っています。ヘアスタイルの提案も、接客も、それを目標にしておこなうものであり、行き着くところはお客様の笑顔だと思っています。

最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。

毎週水曜日は22時までカットを受け付けています。（※平日は20時まで。）お仕事帰りの方にご利用いただき、空いた週末は有効に使っていただければと思っています。この辺りは若い世代のご夫婦が多く、実際にお店にも子供さん連れの方が多く見えています。大きなお店だと、行く側が気を使ってしまって足が遠のくってこともあると思うんです。当店はお客様が余分なな気を使う必要のない少人数のサロンですので、小さなお子さま連れの方も安心していらしてください。
『aRen』は、その人のライフスタイルに合ったスタイル提案と、"その人らしさ"を引き出すカウンセリングをモットーとしています。是非一度、遊びにいらしてください。

※上記記事は2014.3に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。