澤屋敷 大樹 院長 & 沙織 副院長(ながれ星歯科)のインタビュー

ながれ星歯科 澤屋敷 大樹 院長 & 沙織 副院長

ながれ星歯科 澤屋敷 大樹 院長 & 沙織 副院長 DAIKI SAWAYASHIKI & SAORI

鶴見大学歯学部卒業。神奈川県内歯科クリニックに勤務。2022年に妻であり、小児歯科専門医である沙織副院長と『ながれ星歯科』を開院(東急田園都市線「溝の口駅」より徒歩9分)

大人も子どももずっと通える歯医者さん

【澤屋敷 沙織 副院長】
3歳くらいの時らしいんですけど、歯医者さんで治療中に先生の指を噛んでしまい、治療を断られたことがあったらしいのですね。それで新しい歯医者さんに行くと、今度は上手にあやしながら治療をしてくださり、その後もずっとその先生にお世話になったのです。「先生のようになりたい」。その一心で歯科医師を目指すようになり、同時に小児を専門的に診ることを考えるようになりました。
このお話は後日談があります。国家試験に受かった時にお世話になった先生に報告したのです。すごく喜んでくださったんですが、実は先生、本当は子供が苦手だったそうです(笑)。

【澤屋敷 大樹 院長】
歯医者さんで治療を受けていると、興味が湧いたんです。「何をされているんだろう?」と。いろんな道具の名前が飛び交い、なおかつ“見えない”からでしょうね。子供のことですから、歯医者さんに行くのを好んでいたわけではないのですが、それでも興味の方が勝っていたようです。「見えない世界で何をやってるんだろう」という興味がずっと続き、やがてこの世界を目指すようになったということですね。

『ながれ星歯科』は2022年に開院いたしました。当院は副院長が小児を診て、私が大人を診るというスタイルなものですから、ファミリー層が多い地域を当初から考えていました。この辺りは幼稚園や学校が多く、ファミリー層が多く住まう地域です。なおかつ、溝の口・高津地域には小児歯科の専門医の先生がいらっしゃらないということで、少しでも手助けができればと考えたのです。

ずっと健康な歯でいたい〜 流れ星に願いを込めて〜

【澤屋敷 大樹 院長】
診療の軸は予防歯科になります。悪くなってから、痛くなってから治療をするとなると、次から次へと治療が続き、終わりがなくなってしまいます。いかに虫歯にならない環境を作り上げていくかが大切で、当院では生まれた時からの歯みがき指導を指向しています。悪くなってから歯医者さん、ではなく、悪くならないために歯医者さんに通う、という形にしていきたいですね。

【澤屋敷 沙織 副院長】
お子さんだけの歯みがき練習というのはよく聞きますけども、ここではお母さんやお父さんを対象とした仕上げみがきの練習をおこなっています。実際にやっていますと「初めて聞きました」と感想を述べてくださる方が多く、お伝えする意義があると感じているところです。

【澤屋敷 大樹 院長】
口腔内カメラで撮影したお口の中の写真をお見せしたり、アニメーションを使い、視覚的にわかりやすくお伝えするようにしています。虫歯もそうですけども、歯石も「ついてますよ」と一言申し上げるだけでは、実感しにくいと思うんですね。10年ぶりに歯科医院を訪れたという方がおられました。自覚はなかったそうなのですが、板状についている歯石を画像でご覧いただくと「うわ」と驚いておられました。見て、伝えて、認識してもらう。ずっと健康な歯でいていただくために、私たちにできることをおこなっていきます。

小児歯科専門医として

【澤屋敷 沙織 副院長】
小児歯科と一般歯科ではアプローチも異なります。例えばレントゲン写真も、大人は全体が写るようにパノラマで撮りますけども、子供は歯と歯の間がしっかりと写るように部分的な写真を必ず撮るんですね。子供は隠れた虫歯が見逃されがちなので、細かなところにも気を配っています。

泣いているお子さんの治療は、一般の開業医さんでは難しいケースが多いと思われます。自然、フッ素を塗り、「また次回に」ということが多くなってしまうのです。こちらでは、お口を開ける道具もありますし、状況によってはネットを用い、体を固定して診ることも可能です。先延ばしにせず、お口の中をしっかり診るということが大切になります。

【澤屋敷 大樹 院長】
これまで一般的な開業医に勤務してきましたが、お子さんの治療はやはり大変です。そもそも、治療室に入ってくるまでが大変で、そこで時間をとられて治療する時間が「もうない」ということも珍しくありません。副院長は子供を診る科にずっと在籍してきましたから、接し方に一日の長があり、まず治療に入るまでが早いんですね。
通常の歯科医院では、子供が泣いてしまい、「診れない」となった時には、大学病院に紹介状を書くしか方法がありません。その点において、こちらでは最初から最後まで治療を完結できますので、小さなお子さんのいるご家庭にとっては大きなメリットになると考えています。

【澤屋敷 沙織 副院長】
すべてはお母さんやお父さんとご相談しながら進めていきます。コミュニケーションが取れる一定以上の年齢のお子さんの場合、わかりやすい言葉で絶えず声かけをしていきます。お子さんに対する語彙数の豊富さは、小児歯科専門医ならではのものかもしれませんね。お子さん自身と対話をし、一緒に頑張っていくという方向に持っていくことで、歯医者さんへのトラウマを回避できるのです。

前向きに人生を楽しんでいただけるように

【澤屋敷 大樹 院長】
歯科が特殊なのは、症状が回復して終わりではなく、見た目をカバーすることまで含まれていることです。痛みが落ち着いて嬉しいのに、昨日まではなかった“銀色の歯”が見えて、落ち込んでしまう方もいらっしゃいます。審美歯科が重要なのはその点です。同じ白い被せ物でも、材質によって見た目が変わりますから、事細かに説明をし、患者さんが納得していただけるものを選んでいきます。
「痛い」「怖い」という思い込みがあって、歯医者さんは足が遠ざかるところかもしれません。それが例えばホワイトニングで定期的に通っていただくと、歯をきれいにする楽しい場所になることも考えられます。患者さんが前向きに人生を楽しむための一助になれば私たちも嬉しく思います。

地域の皆さんへメッセージ

【澤屋敷 沙織 副院長】
お子さんは親御さんにとってかけがえのない、自分の命のようなものだと思います。怖くないよう、一緒に楽しく歯科医院で過ごせるよう精一杯頑張りますので、どうぞお気軽にご相談ください。

【澤屋敷 大樹 院長】
スタッフはコミュニケーションスキルの高い人ばかりです。扉をくぐった瞬間から緊張感を持たず、なんでも話していただけるような歯科医院を目指しておりますので、お口のことでしたらなんでもお気軽にご相談ください。

 

※上記記事は2023年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

ながれ星歯科 澤屋敷 大樹 院長 & 沙織 副院長

ながれ星歯科澤屋敷 大樹 院長 & 沙織 副院長 DAIKI SAWAYASHIKI & SAORI

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